立体アニメーション監督 中田秀人と、造形技術師 松尾憲樹・細井浩和による制作チーム。
手作業で制作された温かみあるパペットを用いたストップモーションアニメーションや造形物を制作し、多数の上映会や展覧会・イベントに参加。
2000年に発表した短編アニメーション作品『オートマミー』が国内の映画祭において受賞し、ニューヨーク国際短編映画祭、釜山アジア短編映画祭など海外の映画祭に参加。
2002年には京都市芸術文化特別奨励者に選ばれ、翌年に第15回五島記念文化賞美術新人賞を受賞。
8年に及ぶ制作期間を経て、45分の中編アニメーション『電信柱エレミの恋』を2009年に発表し、
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭において<観客人気投票1位>を獲得。
インディペンデントフィルムでは異例となる東京都写真美術館でのロードショー上映を行い、2010年に文化庁メディア芸術祭<アニメーション部門 優秀賞>に続き、日本において最も歴史と権威のあるアニメーション賞と評される毎日映画コンクール大藤信郎賞を受賞した。
現在、次回作となるアニメーション作品を制作活動中。
MEMBERS
立体アニメーション作家 中田秀人 HIDETO NAKATA
1972年 兵庫県生まれ
京都精華大学卒業後、映像制作チーム「ソバットシアター」を結成。
2002年に京都芸術文化特別奨励者に選出され、翌年には第15回五島記念文化賞美術新人賞を受賞。 2014年に尼崎市民芸術奨励賞を受賞。
監督・脚本・撮影・編集・キャラクターデザインを手掛けたアニメーション作品『電信柱エレミの恋』では、第13回文化庁メディア芸術祭<アニメーション部門 優秀賞>に続き、毎日映画コンクール<大藤信郎賞>を受賞。
現在、次回作アニメーションの制作を軸に活動中。
京都精華大学芸術学部映像コース、京都コンピュータ学院において非常勤講師を務める。
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造形技術 松尾憲樹 KENJU MATSUO
1975年 長崎県生まれ
京都精華大学卒業と同時に関西の造形会社に勤務して制作技術を身につける。
ソバットシアター結成以前から、中田と共に自主制作映像を作り始め、 その全てのメインキャラクターの造形を手がけている。
現在は、佐世保市に個人アトリエを設け、次回作のキャラクターを制作中。
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制作技術 細井浩和 HIROKAZU HOSOI
1975年 大阪府生まれ
京都精華大学人文学部卒業後5年間、大手テーマパークのデコレーションメンテナンスで様々な素材の加工及び塗装技術を習得する。
金属・木工・FRPを扱う作業を担い、キャラクターアーマチュアを制作。
次回作の制作を進める一方で、小型の木製品の受注制作や、初心者を対象としたワークショップを行い好評を得ている。@sovathosoi
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Special Thanks : Web Advisor, [Works] photo by Saimon.